医療現場の声を聞き、
革新的な製品を
生み出せる恵まれた環境。
リサーチセンター
開発生産準備課 (所属は2019年3月時点)
2010年入社 中神 一樹
自動車から医療の世界へ、
新たなる挑戦。
私が所属する開発生産準備課は、製品開発の際の問題点を検証し、そこで出た課題を解決していくという役割のもと、製品の試作評価、3Dデータを使った設計検証、生産工程のシミュレートなどを行っています。前職で携わっていた自動車の開発では、これまでの成功事例に基づいた標準設計、標準プロセスをしっかりと守ることを第一に教育されてきました。標準構造の順守は安全な製品設計にはとても大事なことですが、日本ライフラインでは新しい構造への挑戦やプロセス改革にも積極的です。新たな試みを提案できるだけでなく、必要だと判断された開発には、投資も積極的にしていただける非常に恵まれた環境です。その中でしっかり検証を行い、安全な製品を創ることに注力しています。
現場の声を製品開発へと
生かせる強み。
医療機器という命を預かる製品を最適なものとして世に送り出すことができる点が、日本ライフラインの強みです。当社は、ドクターや営業、マーケティングの方たちのサポートで臨床の現場に同席させていただく機会が数多くあります。製品にかかる負荷の状態は、ドクターの操作方法や握り方によっても変化するため、実際にドクターからお話を伺い、自らの目で手技を視認できるのは極めて貴重なチャンスです。現場の声を開発に生かすことで性能試験の精度を向上させ、より完成度の高い製品を生み出すことができるのは他にはない強みといえます。今後も自らの臨床知識をしっかりと深めながら、開発業務に努めたいですね。
リスクや課題をクリアしていく日々に、
大きなやりがいを感じる。
この仕事において求められるスキルは、創出することに興味があり、最後までやり遂げる粘り強さではないでしょうか。納期に対し、課題は毎日のように出てきます。しかし、リスクがある製品を立ち上げることはできません。難題に遭遇することは多々ありますが、一つの課題に対して仲間たちと様々な視点で意見をぶつけ合い、粘り強く模索していくことで答えは見えてきます。周囲に刺激を受けることも多く、そのような毎日の繰り返しにより、答えを導き出す発想力も鍛えられるのではないかと思います。今は一つでも多くの課題をこなし、経験を積むことに力を入れています。大変な仕事ではありますが、解決の糸口が見つかった瞬間に大きなやりがいを感じます。